注意事項
※下記内容を最後までよくお読みいただきご承認のうえで、お申し込みをお願いいたします。(疑問点がございましたら、まずはお問い合わせください)
・暗号化なし(KDMなし)のDCPのみ作成可能
・字幕版に関しては、映像に字幕が焼きついたマスターデータからの作業のみに対応いたします。字幕の後付けは不可
・画、音マスターは必ず書き出した後に全編チェック後、問題がないことを確認の上でお送りください。
・音声が5.1chの場合、各オーディオチャンネルはモノラルチャンネル(L / R / C /LFE / Ls / Rs)のWAVファイルでの支給をお願いします。各WAVのファイル名にどのアサインなのかがわかるように記載ください ex.「1ch_L.WAV」
・こちらではシネマサーバーでのインジェストチェックは行わないため、必ずDCPを事前に試写室 or 劇場環境でのチェックをお願いいたします。試写でDCPのチェックを行わずに公開時に問題が発生しても、こちらでは対応ができませんので、 事前にDCPデータに問題がないか試写室 or 劇場環境でのご確認をお願いいたします。(0号試写・初号試写・マスコミ試写など)
・DCPを書き出すメディアは、トラブル回避のため、こちらで作業実績のあるメディアに書き出しいたします。持ち込みディスクへのコピー対応はいたしません。
◆ その他の注意事項 ◆
・お送りいただくマスターデータのバックアップは必ず手元にお持ちください。マスターデータがこちらにしかない場合のデータ紛失に関してましては、責任は負えません。
・マスターの画、音をこちらで修正することはありません。音量に関しても変更しないため、MA・ダビングステージなどで調整したデータの搬入をお願いいたします。
・画・音ともにリーダーはなし、完成尺で書き出してください。それ以外の際は、申し送り書を添付ください。(画のファイルと音のファイルの尺が違うと、リップがずれる可能性があります。尺の変更に関する追加作業をした際は、正確に音の頭位置の申し送りをお願いいたします。)
・内容に不備があり、データを再度送付される場合は料金が発生します。進捗の状況に応じては再作業になるため、通常より料金が倍になりますので、入念にご確認ください。また再搬入・再作業に伴う納期に関しましては、日程の再調整が必要になります。
<よくあるミス>
書き出しによる映像ノイズ
書き出しによる音のノイズ
書き出しのコーデック間違い
書き出しのフレームレート間違い
画、音のリップずれ
オープニングのロゴ入れ忘れ
エンドロールの誤字脱字
エンドロールの関係者チェック漏れ
エンドロールのコピーライト、映倫番号、映倫マークの入れ忘れ
搬入メディアへのコピーエラー
(ベリファイコピー推奨。コピー後に再生ができるか確認をお願いいたします)
映像に関して
・対応可能な映像データ
◇ファイル形式:Quick Time<推奨>、mp4(mp4の場合はすでに品質が低下しているため、了承の上お送りください)。その他のファイル形式はご相談ください。
◇コーデック:ProRes HQ以上<推奨>、DNxHR以上<推奨>、H.264。その他のコーデックはご相談ください。
◇ビット深度:12bit<推奨>(8bit、10bitでも対応可能)
・DCPは2K FLAT 1998×1080(アメリカンビスタ)もしくは2K SCOPE 2048×858(シネマスコープ)で作成いたします。※フルHD 1920×1080のマスターデータの場合、2K FLATに左右に黒味が入ります。
・フレームレートが23.976 or 23.98のマスターでも作業は可能ですが、DCPでの再生速度は0.1%速くなります。
・インターレースの映像の場合、予めIP変換をお願いします。こちらでは変換処理は行いません。
・D93で制作されている場合、見た目に影響がでる可能性があります。事前に作業環境の確認をお願いします。こちらでは色温度変換は行いません。
・映像を再現するため、マスター作成時のモニター色域、モニターガンマをカラリストの方にご確認ください。
・劇場に応じて、上映の際にシネマサーバーで適宜前後に黒味をいれる場合があります。もし作品の前後に黒味が必要な場合は、黒味を入れた状態でマスターデータを書き出してください。
音声に関して
・対応オーディオデータ
ファイル形式:WAV
サンプリング周波数:48kHz
ビット深度:24bit(16bit、32bitでも対応可能)
・7.1ch、ドルビーアトモス版のDCPは対応不可
・オーディオデータは24.00 or 30.00ベースで御支給ください。
Pro toolsなどでのピッチ変更ができない場合は、23.98 23.976 29.97のデータからこちらで変換いたします。
・ステレオデータの場合は映像の音声ファイルから作成が可能ですが、ピッチ変更をしたWAVファイルを作成が可能な場合は支給をお願いいたします。
DCPに関して
・暗号化のDCPが必要な作品はこちらでは対応できませんのでご了承ください。
・4K DCPの作成不可
現在4K DCPが上映可能な映画館は、一部の劇場に限られています。一般的な2K DCPの作成となります。
・DCPに字幕データをラッピングする形ですと、上映時にフォントの焼き付けをリアルタイムで行うため、上映システムに依存します。そのため字幕の遅延等が起こる可能性があるため、映像に字幕が焼きついたマスターデータ以外からの作業は受け付けておりません。
・上映をする映画館によってシネマサーバーのメーカーも年式も違います。今まで上映が出来なかったトラブルはございませんが、遅くても一週間前には映画館でのチェックを劇場にご依頼下さい。
・万が一、トラブルが生じた場合はご連絡下さい。症状を確認のうえ、こちらのデータ or ディスクの不備によりインジェストが出来ないと確定した場合は対応させていただきます。
・マスターデータ 搬入対応メディア・対応フォーマット
対応メディア:USBメモリ、HDD、SSD
対応フォーマット:exFAT(Mac・Windows両用)、APFS(Mac)、HFS+(Mac)、NTFS(Windows)
※HDCAM-SR・HDCAM等のテープでの素材搬入は不可。その際はあらかじめデジタイズ済みのデータ搬入をお願いいたします。
・納品するDCP用のディスクはLinuxフォーマットになります。通常のWindowsやMacのパソコンではマウントができません。不用意にご自身のパソコンにディスクをマウントしますと故障の原因になりますので、お気をつけください。(シネアド・特報・予告は容量により、FAT32フォーマットの可能性あり)
・お送り頂いたマスターデータ用のメディアに、DCPデータを無償でアーカイブ可能です。必要な際は、空き容量のあるディスクをご用意いただくか、別途ディスクをご支給ください。空き容量がない場合は、アーカイブは行いません。(あくまでアーカイブ用データになりますので、劇場にお送りするディスクのフォーマットとは違うため、そのまま劇場に搬入して使用しないでください)
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